「百年シリーズ」順番・あらすじについて|全3作

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森博嗣(もり・ひろし)さんの「百年シリーズ」の読む順番やあらすじをまとめました!

百年シリーズ

エンジニアリング・ライターのサエバ・ミチルと、パートナーのロイディが異国へ取材に訪れ、事件に巻き込まれていく。森博嗣初心者でも読みやすいシリーズとなってます。

ジャンルはミステリ?冒険小説?SF?「森ミステリ」と呼ぶのかも?

主な登場人物

 ・サエバ・ミチル

 ・ロイディ

主人公の名前に基づき「M&R series」と表記される場合もある。

『すべてがFになる』との関連も示唆されている!?

森博嗣(もり・ひろし)さん

森博嗣(もり・ひろし)さん ローマ字表記は「MORI Hiroshi」

1957年愛知県生まれ

工学博士でありながら、小説家、随筆家、同人作家でもあるという珍しい経歴の持ち主です。国立大学工学部で助教授として研究するかたわら、趣味の模型製作の資金調達を兼ねて、小説を書き始めた。

『すべてがFになる』は、第1回メフィスト賞の受賞作であり、2015年にはアニメ化もされていることから、森博嗣の代表作として広く知られています。

森博嗣(もり・ひろし)さんのホームページ☛ 森博嗣の浮遊工作室

『百年シリーズ』の読む順番とあらすじ

今まで読んできた森博嗣さんの作品とは一味ちがうかもです。ぜひ読んでみてください。

Noタイトル出版年月出版年月(文庫)あらすじ
1女王の百年密室
GOD SAVE THE QUEEN
2000/72017/1あらすじ
2迷宮百年の睡魔
LABYRINTH IN ARM OF MORPHEUS
2000/32017/2あらすじ
3赤目姫の潮解
LADY SCARLET EYES AND HER DELIQUESCENCE
2013/72017/2あらすじ
女王の百年密室 GOD SAVE THE QUEEN

旅の途中で道に迷ったサエバ・ミチルとウォーカロンのロイディは、高い城壁に囲まれた街に辿りつく。高貴な美しさを持つ女王・デボウ・スホの統治の下、百年の間、完全に閉ざされていたその街で殺人が起きる。時は二一一三年、謎と秘密に満ちた壮大な密室を舞台に生と死の本質に迫る、伝説の百年シリーズ第一作。

迷宮百年の睡魔 LABYRINTH IN ARM OF MORPHEUS

百年の間、外部に様子が伝えられたことのない宮殿より取材許可を得て、伝説の島を訪れたミチルとウォーカロンのロイディ。一夜にして海に囲まれたと言い伝えられる島には、座標システムも機能しない迷宮の街が広がり、かつて会った女性に酷似した女王がいた。あらゆる前提を覆す、至高の百年シリーズ第2作!

赤目姫の潮解 LADY SCARLET EYES AND HER DELIQUESCENCE

霧の早朝、私と鮭川は声を持たない聡明な赤目姫と三人でボートに乗っていた。目指す屋敷で、チベットで、ナイアガラで。私たちの意識は混線し、視点は時空を行き来し、やがて自分が誰なのかもわからなくなっていく–。これは幻想小説かSFか? 百年シリーズ最終作にして、森ファン熱狂の最高傑作!

メディア化

マンガ
女王の百年密室

百年間に入国したのはたったの2人……。女王デボウ・スホが統治する、幸福で豊かな楽園「ルナティック・シティ」を訪れたサエバ・ミチルと相棒のロイディ。「死」も「殺人」も存在しないこの楽園で起きた、完全なる密室での完全なる犯罪。誰が、どうやって、何のために――!? ミチルとロイディは推理を開始するが……。森博嗣の女王シリーズ・ビジュアル化第1弾!!

迷宮百年の睡魔 

約800年前に建設され、島の周囲の森が一夜にして海と化したという伝説を持つ島、イル・サン・ジャック。アキラの足跡を辿り、この島にサエバ・ミチルとウォーカロンのロイディが訪れた日の夜、砂で描かれた曼茶羅の中央で僧侶の首なし死体が発見された。ミチルが犯人と疑われるが……。僧侶を殺した真犯人は? そして頭部はどこに持ち去られたのか――!? 森博嗣の女王シリーズ・ビジュアル化第2弾!!

赤目姫の潮解

霧の湖面に浮かぶ一艘のボートと、そこに乗っている三人の男女――篠柴と鮭川と、赤目姫。出会う人、訪れる場所、すべてが曖昧なようでそうではない、視点と意識が行き交う世界。思考が自由に飛躍・跳躍を繰り返す物語世界を奇跡のコミカライズ!

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